RubyConf.PH 2014 参加レポート

RubyConf.PH 2014 参加レポート

書いた人:ささだ

2014 年 3 月 28~29 日に、フィリピンはマニラで RubyConf.PH 2014 が開催されました。 フィリピンでは初めての大きな Ruby イベントだったそうです。

著者(ささだ)は招待講演で呼んで頂いたので、参加することができました。 日本からの参加者は私一人だったようです。というわけで、参加レポートをお送りします。

季候も良く、中身も比較的濃い、良いカンファレンスでした。 次回は海沿いのリゾート地でやるそうなので、 ぜひ参加されるといいんじゃないかと思います。

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開催場所

RubyConf.PH 2014 はフィリピンはマニラで行なわれました。

私はフィリピンへ行くのが初めてだったので、どんなところかドキドキしていたのですが、日本から到着したニノイ・アキノ国際空港はとても綺麗な空港でした。ターミナルが変わると、また違うようではありますが。

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降り立った空港でタクシーが捕まらず、空港で客引きしていたタクシーに乗ったのですが、 なにやら高級なタクシーだったようでした(ハイヤー?)。フィリピンの通貨単位はフィリピンペソ(PHP と略す!)なのですが、帰りは 300 PHP(日本円で 700 円くらい) で済んだのですが、その空港発のタクシーでは 700 PHP(1600 円くらい) を取られてしまいました。が、ホテルまで 20 分くらいで 1600 円と考えると、日本人の感覚としては安いなぁ、といえるかと思います。

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カンファレンスは SMX Taguig というところが会場だったのですが、 大きなショッピングセンターに併設したカンファレンスセンターでした。

写真は会場のコンベンションセンター。

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会場のある Taguig という地域はとても勢いを感じる地域でした。 高級そうなお店やマンションなどが建ち並び、多くの若い人が賑わっていました。 さらに、多くの建物を建設中で、これから伸びていく地域であり、国なんだな、という印象をうけました。

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実際、良い立地であったらしく、「日本でいう六本木みたいなところ」と教えてもらいました。そのため、治安もとても良いところだったそうです。日本人的には、六本木が治安がいいのか、というと、どうなのかわかりませんが。


こちらは泊ったホテル。

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日本のお店も多くあり、新宿サボテンやユニクロなんかも並んでいました。 ただ、フィリピンではユニクロは高級ブランドの 1 つ、という位置づけだと教えてもらいました。写真はいろいろ見つけた日本のお店。

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コンビニをいたるところで見つけることができ、セブンイレブンやサークル K といった、よく知った名前もありました。 どのコンビニにもイートインスペースがあるのと、大きな銃を持った警備員がいるところが、日本のコンビニとは違うところでした。

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カンファレンスと発表

発表はシングルセッションで 2 日間行なわれました。 参加者は 200 人弱くらいだったと思います。 そこまで大きな感じではありませんでした。 シングルセッションで聞いているにはいい規模でしょうか。

発表内容は Schedule のページを見て想像して下さい。 タイトルでググると、資料も出てくるんじゃ無いかと思います。

キーノートは Konstantin Haase さんによる Architecting Chaos というタイトルで、Travis-CI がどのように Chaos と戦っているか、という内容だったような気がします。どうでもいい話になりますが、Konstantin は空港でバッゲージロストしてしまったらしく、会期中ずっとそのネタでいじられてました(こんな twitter アカウント:https://twitter.com/rkh_bag なんてもの作ったらしい)。

私の招待講演(もしかして 2 つ目のキーノートだったのかな)は、Ruby における GC のチューニングをどのようにすれば良いか、という話をしたかったのですが、つたない英語で(しかも、内容が難しくて)どれくらい伝わったかが難しいところでした。発表中、笑いどころではちゃんと笑ってくれ、それなりにやりやすい感じでした。ただし、小ネタはあまり受けが取れず、そういう意味で打てば響く感じでは無かったです。日本もたいていそうですよね。アジアだとこんな感じなんでしょうか。

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そういえば、日本とは違って、質問が結構飛んでいました。私の発表でも聞いてもらうことができました。カンファレンスで質問をする、というのは参加者や話者にとってカンファレンスの価値の 1 つだと思うので、こういう積極的な感じはとても良いと感じました。読者の皆さんも、カンファレンスに参加したら積極的に質問するといいと思います。一説によると、1 つのカンファレンスでは 1 つ以上質問をする、という目標をたてると良いようです。もう少し積極的に、1 日に 1 つ以上、質問してみるのはどうでしょうか。

他のカンファレンスでも聞くかな、という内容も多かったというか、海外の人が多かったですね。 ちょっと聞いてみたところ、フィリピンではあまり Ruby コミュニティはあまり活発じゃなかったようで、 他の海外のカンファレンス(RubyConf とか RubyKaigi とか)で聞くような話が多かった気がします。 なので、フィリピンならでは、というのはあまり無かったかもしれません。

朝行ってみると、レジストレーション会場でコーヒーやパンを頂くことができました。 お昼は会場の両脇に料理が並ぶ、ビュッフェスタイルのものでした。 午前最後の発表中に料理の準備が始まり、お腹がすいてしまいました。

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ノベルティはこんな感じ。

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カンファレンスにはつきものの求人広告(手書き)もありました。

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2 日目終了後、github 主宰の懇親会がありました。 小さなバーに沢山詰め込まれた感じでワイワイ騒ぐ、大変楽しい懇親会でした。

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おわりに

簡単でしたが、RubyConf.PH 2014 の参加報告をお送りしました。 繰り返しになりますが、季候も良く、中身も比較的濃い、良いカンファレンスでした。 次回は海沿いのリゾート地でやるそうなので、ぜひ参加されるといいんじゃないかと思います。

私も、次も行くことができるのでしたら、行ってみたいと思います。 今回はカンファレンス前日の夜中に到着し、カンファレンス翌日早朝に日本に帰るスケジュールでしたので、 観光もほとんどできませんでした。次の機会にはもっと長く見て回りたいと思います。

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最後に、オーガナイザの Christopher Rigor からのメッセージを動画でもらってきましたので、ご覧下さい。

更新日時:2014/07/01 22:35:41
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参照:[Rubyist Magazine 0047 号] [0047 号 巻頭言] [Rubyist Magazine 十周年] [分野別目次] [各号目次]