2017年5月27日(土)に地域Ruby会議が開催されました。今回からナンバリングが年になり、関西Ruby会議2017となりました。 テーマは Ruby Community and Ruby Business。公演には須藤功平さん、増井雄一郎さんをお招きしました。
2017年5月27日(土) 10:00 ~ 16:40
大阪産業創造館
Ruby Community and Ruby Business
Ruby関西
#kanrk2017
早くからスタッフが集まり、会場の準備をしていました。
当日スタッフもノベルティの準備や道案内、司会、タイムキーパーと大いに活躍してくれました。
たくさんの方に参加して頂き、10時前には会場がいっぱいになっていました。
フリーソフトウェアの推進についてと問題解決についてのお話をされていました。 使用しているライブラリに問題があると自ら修正する。 そうすることで、メンテナンス性のアップと共にユーザーにも価値を提供出来るとのことでした。 フリーソフトウェア開発の世界ではライブラリを直すことは当たり前の時代だそうです。
データサイエンスは技術的にどう面白いかのお話でした。
データサイエンスをするとなるとPythonなどが有名ですがRubyではどうなのか。 Apache Arrowを用いた方法を紹介されていました。
しかし、まだまだRubyでデータサイエンスはあまり行われておらず、 コミュニティの重要性、ドキュメントの充実化を訴えておられました。
会場後方ではスポンサー様によるブース出展が行われおりノベルティの配布がありました。
関西Ruby会議2017用のステッカーも配布してあり、パソコンに貼っておられる方もいました。
RubyOnRailsは高すぎる柔軟性、規約の縛りなどによりエンタープライズには不向き。 しかし、工夫次第でその壁を突破できるとのことでした。
エンタープライズに関することだけでなく開発時の問題点とその解決方法なども詳しく話されていました。
おそらく最も地域Ruby会議で登壇されているjokerさんです。
gemを作る際の問題点、コツなどを説明されていました。 最後にはパーフェクトRubyのテキストを参加者に配布されていました。
コミュニティの中でも内側のコミュニティの重要性について発表されていました。
社内でコミュニティを作ることで他事業部との交流・技術スタックなどがわかり 同じだけど”違い”を感じることができるとのことでした。
技術記事等でお馴染み伊藤淳一さんです。Everyday Rails - RSpecによるRailsテスト入門の翻訳もされています。 今回は技術記事に関することを話されていました。
困る→ググる→助かったのgive&takeで書き、
困っている人が目の前にいるつもりで
困っている人の気持ちや立場を想定して
困っている人のために
を、意識するとわかりやすい記事なるとのとことでした。
JetBrains Tシャツを着て発表されていました。
当日、同会場でも行われていたCoderDojoを支えるRails CMSについて解説されていました。 CoderDojoの方もたくさんのニンジャが集まりプログラミングを楽しんでいました。
parseのサービス終了を期にRailsを採用し、エンジニアでもコミット出来るようにScrivitoを導入したそうです。
風呂グラマーこと増井雄一郎さんです。
Rubyから得たものとして
技術者としての武器
エンジニアリングの知識
コミュニティの手本
多くの友人・尊敬できる人達
を、あげられておりました。
たくさんの参加者、発表者、スタッフ、スポンサーのおかげで関西Ruby会議2017は大成功に終わりました。 本当にありがとうございました。
イベント終了後の懇親会も大いに盛り上がりました。
以下方に写真提供していただきました!ありがとうございました!