0015 号 読者プレゼント

はじめに

いつも Rubyist Magazine をご愛読いただき、誠にありがとうございます。

今号のプレゼントに、翔泳社様より、『かんたん Ruby on Rails で Web アプリケーション開発』を 3 冊ご提供いただきました。

プレゼント

かんたん Ruby on Rails で Web アプリケーション開発

今回のインタビュイー、arton さんが執筆している本書を 3 冊プレゼントです。

著者
arton
税込価格
2,940 円
出版
翔泳社
発行日
2006/7/27
体裁
B5 変型判 / 400p
ISBN
4-7981-1157-0

Ruby on Rails の哲学と面白さを、初心者でも実感できる楽しいサンプルプログラムを交えて紹介。Ajax を使った計算機、Ruby-GetText による日本語化、Google Maps API を使った地図検索機能付きブログなど、作っては拡張していく楽しい本。CD-ROM には開発環境とサンプルを収録。

本書で紹介する Ruby on Rails のよい点はたくさんあります。ここではそのうち一番重要な点についてだけ説明しましょう。

それは「複雑なのに簡単」ということです。

元々、Web アプリケーションというのはとても難しく、複雑なプログラムです。それを単純化することで簡単にしてしまおうとすれば無理が生じます。これまでも簡単な Web アプリケーション作成用のプログラミング言語はありました。しかし、簡単にすることの代償が必ず伴っていました。それ以上アプリケーションを発展させるのが難しいとか、複雑なことを行おうとすると途端に敷居が一気に高くなってしまうとか、です。

Ruby on Rails は正直に言えばとても複雑なフレームワークです。本書を読み始めればすぐにわかりますが、CGI のプログラムを 1 本、どこか適当なディレクトリへ置けば動き出すというような簡単さはどこにもありません。たくさんのディレクトリやファイルを利用します。データベースを使うことが前提ですらあります。

しかし、この Ruby on Rails の複雑さはとても重要なことです。複雑なおかげでアプリケーションを拡張したり修正したりすることが簡単にできるからです。たくさん出てくるファイルやディレクトリは逆に、「何をするためにはどこを変えるのか」をわかりやすく教えてくれます。

しかも複雑なのに、実際にプログラムとして書かなければならないことは驚くほど少ししかありません。簡単なものが単に簡単であったり、複雑なものが嫌になるほど複雑であることは、当たり前です。でも、Ruby on Rails は絶妙な「複雑なのに簡単」という不思議な世界を作ることに成功しています。

本書は、手で覚えることを主眼とした Ruby on Rails の入門書です。説明は必要最低限のものに抑えてあります。まずは実際にプログラムを打ち込んで、動かして、そして実際の動きを確認してください。

全部で 10 日間+ 1 日、そのうち 9 日間はプログラム、プログラム、プログラムです。それぞれの日ごとにテーマがあり、最後には自作の Web アプリケーションをインターネットで公開することまでを目的としています。

(本書「はじめに」より抜粋)

応募要項

応募締め切り

2006 年 8 月 6 日 (日)

応募方法

~~ 当選時に連絡のつくメールアカウントからるびまプレゼント応募用メールアドレス宛てに、以下の項目を記入してお送りください。~~

  • メールのサブジェクトは「るびま 15 号プレゼント」
  • 欲しいプレゼントを明記
  • Rubyist Magazine についての感想
  • 公開してよいハンドルネーム

応募資格

本稿編集担当 (ささだ) 以外の Rubyist Magazine 読者の方なら誰でも。

当選発表

~~ 当選者は 2006 年 8 月 7 日 (月) に、ハンドルネームを公開します。公開されていなければ、忘れているので誰か突っ込んでください。 ~~

当選者は以下の方々です。

  • Segilo
  • YOSHIDA

また、当選者の方々へは別途ご連絡を差し上げます。

個人情報の取り扱いについて

プレゼントの発送のため、当選した方からは、住所・電話番号等の個人情報を預からせて頂きます。これらの個人情報は、編集部ではなく、プレゼントの発送担当者に連絡して頂くことになります。連絡方法については、抽選後に、応募時に使用されたメールアドレスまで個別に連絡いたします。

なお、これらの個人情報はプレゼントの発送以外の用途には使用いたしません。配達が完了しだい削除致します。