この記事は、2023 年 4 月 7 日 (金)、8 日 (土) に GMOペパボ株式会社 様にて開催された Rails Girls Tokyo 15th のレポートです。 記事の内容は、オーガナイザーのえりりんが開催にあたり、考えたこと・感じたことを中心にまとめています。予めご承知おきください。
記事の写真はスタッフの naa さんによるものです。
Rails Girls は、より多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティで、ガイドを使ってプログラミングを体験できるワークショップを開催しています。 日本では、2012 年 9 月に Tokyo で初めて開催されました。
Rails Girls のワークショップは、プログラミング未経験の方を対象に、環境構築から Rails アプリの作成・公開までを行います。 参加者の中には PC に慣れていない方もいるため、さまざまな躓きポイントをコーチがサポートするには、オフラインで開催するのが一番です。 そのため今回も会場をお借りしてオフラインで開催しました。
2022年はコロナが少し落ち着いた感じもあり、いろんなイベントが開催されました。Rails Girls Tokyo 14th や Rails Girls Kagoshima 1st, RubyKaigi 2022 などがオフラインで開催されました。それを受けて、2023年はもっとオフラインイベントが開催できるのではないかと考えました。また、RubyKaigi 2023 が5月に松本で開催されることも決まっていたため、その前に Rails Girls Tokyo を開催して Ruby コミュニティへの入り口を作りたいと思ったのが開催のきっかけでした。
Rails Girls では RubyKaigi への参加支援も行われています。そのため、Rails Girls Tokyo を RubyKaigi の直前に開催することで、RubyKaigi に興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいなという思いがありました。そのため RubyKaigi の直前であり、申し込みや準備に間に合いそうな4月に開催することにしました。
RubyKaigi 2023 の感染対策を参考にしながら対策を行いました。
ワクチンや検温は必須にせず、マスク着用を必須としました。また、マスクを外した会話が発生しないように、ランチやアフターパーティーは黙食としました。
そのため、ランチ時にはコンテンツを用意しました。
かとりえさんにお越しいただいて、Rails Girls に参加したのをきっかけにエンジニアになるまでどのようなことを行ったのかなどを対談形式でお伺いしました。
アフターパーティーではいろいろな方々にLTをしていただきました。
開催後のアンケートでは、もっと他のチームの方々と交流したかったという意見がありました。今回のアフターパーティーではそのような形は取れなかったのですが、次回からはもっと他のチームの方々と交流できるようにしなると良いなと思っています。
4月ということで春をテーマにロゴを作成いただきました。ロゴの作成はスタッフの むろさん にお願いしました。
装飾道具も用意しました。
OSや経験ごとにチームを分けてワークショップを行いました。チーム名はポピーやミモザ、スイセン、チューリップなど春の花の名前をつけました。
デプロイできた様子です。
アフターパーティーでは、コーチの べーたさん、江森さん、松田さんにお話をしていただきました。
最後に全員で集合写真を撮りました。
今回はスタッフやスポンサーの方々を含めると40名近くのイベントとなりました。ワークショップ終わりにコーチで打ち上げを行ったとき、松田さんに「コロナ前のイベントが戻ってきた感じがした」ということをおっしゃっていただけました。また、イベント後に感染などの報告もありませんでした。この規模で無事にイベントが開催できたのは皆さんがいろいろ協力してくださったおかげです。ありがとうございました。
そして、Rails Girls で知り合った人と直後に RubyKaigi でまた会えるという機会は私自身とても良かったなと感じました。たくさんの方に RubyKaigi で話かけていただきました。また、参加していない方からも 「Rails Girls やってましたよね」という形で話かけていただけたのも嬉しかったです。
えりりん。 Twitter: @suuuuengch, GitHub: @ericgpks 。パン作りエンジニア。Ruby や Ruby on Rails が大好き。Ruby が好きな人とつながりたい。