この記事は、2025 年 2 月 14 日・ 15 日に長崎で開催されたRails Girls Nagasaki 2nd の開催レポートです。
Rails Girls は、より多くの女性がプログラミングに親しみ、アイデアを形にできる技術を身につける手助けをするコミュニティです。2010 年にフィンランドで開催された女性向けのプログラミングを学ぶイベントに始まり、その後、全世界で開催されています。
長崎での Rails Girls は 2023 年に開催された Rails Girls Nagasaki 1st に続き、2 回目の開催でした。長崎での Ruby のイベントは少ないので、イベントを増やすことでプログラミングや Ruby への第一歩を踏み出す方を増やしていきたいという思いから開催を決めました。
Rails Girls Nagasaki 2nd は長崎出身のsiro と前回コーチとして参加していたオブレゴニア さん、Rails Girls Japan の江森 さんにご協力いただきながら準備を進めました。長崎市内のふれあい掲示板にポスターを掲示したり、コワーキングスペースや専門学校にチラシを配りました。
ロゴはデザイナーとして協力してくれた ayu さんに作成いただきました。ロゴには長崎らしいモチーフが散りばめられており、私もお気に入りです。このロゴを使ってグッズも作成しました。会場に掲載していたポスターやアクリルスタンド、コーチが着用する T シャツは GMO ペパボ株式会社 様の SUZURI から提供いただきました。
金曜日の夜にインストールを行う「インストールデイ」と土曜日の「ワークショップ」で Web アプリケーションを作成する、2 days イベントで開催しました。会場は長崎港の目の前にある、出島ワーフ内の DEJIMA MEDIA CENTER で開催。たまに船の汽笛の音が聞こえて長崎らしい会場でした。
1 日目のインストールデイは特に詰まることころもなく、必要なものはスムーズにインストールできました。2 日目オープニングでは「分からないこともたくさん出てくるはず、コーチにはどんどん質問しましょう」とお話しました。
今回のイベントではコーチとして現役エンジニアの 5 名の方々が集まっていただきました。福岡から参加いただいた方々が多かったのですが、皆さん長崎にゆかりのある方々ばかりだったので長崎話が盛り上がりました。今回は人数も少なかったので、コーチ・ガールズ・オーガナイザー全員で自己紹介をしました。
場が温まったところでワークショップスタートです。
参加者のガールズさんの画面を大きなモニターに映し出しながら、ワークショップを進めました。みんなで一つの画面を見ながら進めるので一体感がありました。コーチの方が優しく教えてくれるので、たくさん質問が出ていました。
Rils Girls にはワークショップをスムーズに進めるためのドキュメントがあります。コーチの方々にはこのドキュメント更新作業もやっていただきました。
ワークショップも中盤まで進んだら昼食タイムです。ランチはサンドイッチでした。みんなで一つのテーブルで和気あいあいとランチを食べました。
ランチ後はスポンサー LT タイム。株式会社ロッカ様と STORES 株式会社様から動画 LT、ピクシブ株式会社様と株式会社 mov 様から現地 LT をやっていただきました。
会場ではスポンサー様のノベルティグッズの配布も行いました。多くの企業様からのご協力に心より感謝いたします。
LT が終わったらワークショップ後半がスタート。Web アプリケーションもスムーズに作成ができていたのですが、最後のデプロイで苦戦。最後は大画面を見ながら、全員の力合わせて解決しました。無事デプロイできて一安心です。
無事デプロイできたら、アフターパーティを進めながらコーチ LT。
コーチのはしもと さんに Fukuoka.rb のことをご紹介いただいました。 Rails Girls Japan の江森 さんからは Rails Girls Japan による RubyKaigi 参加支援についてもご紹介いただきました。
デプロイに苦戦するという思わぬハプニングもありましたが、少人数だからこそアットホームな会になり、盛り上がりました。ガールズの方も楽しんでいただけたようでオーガナイザーとしても嬉しかったです。これを機に 長崎でも IT やプログラミング、Ruby に興味を持ってもらえたら嬉しいです。また別の機会で皆さんにお会いできることを楽しみにしております!
siro (@siroemk) 長崎出身のエンジニア。Ruby が好きです。Rails Girls Nagasaki 2nd オーガナイザー。