TokyuRuby 会議 16 は、東京での Regional RubyKaigi として、2025 年 11 月 29 日に開催されました。 本記事はその様子をレポートしたものです。
2025 年 11 月 29 日 (土曜日) 14:00 - 19:30
GMOインターネットグループ株式会社様
Tokyu.rb
およそ 80 名
#tqrk16 #GMOインターネットグループ #GMOYours
TokyuRuby 会議は、Ruby に興味のあるエンジニアが集う Tokyu.rb が主催する LT 大会です。
第一回からの特徴として、
などがあります。
各々が持ち寄った料理とお酒が並んで会場がすでに賑わう中、実行委員長の奥谷さんの挨拶で TokyuRuby 会議が開会しました。

実行委員長挨拶のあと、スポンサーの皆さんによる趣向を凝らしたスポンサートークが行われました。
乾杯の活気そのままに、ライトニングトークがスタートしました。
前回と同様、公募による LT 3 部構成をはじめ、抽選 LT、そして恒例の AcceptLT と終始会場は盛り上がっていました。 どの発表も個性豊かで見応えのあるものでしたが、その中で著者が個人的に印象に残ったものを紹介します。
新卒えんじにゃさんによる、ソシャゲガチャシステムの自作 gem の紹介でした。
ガチャの確率計算は、メモリ圧迫の懸念だけでなく課金対象ゆえに計算ミスが訴訟リスクに繋がりかねないとのことで、重み付け計算を利用した処理について解説しました。 自身の衝撃的な近況報告も相まって、その圧倒的なプレゼン能力に会場全体が引き込まれていました。

今年 2025 年は「昭和 100 年」ということで、Date クラスに隠されたマニアックなメソッドとその存在理由について語ったのは expajp さんです。
修正ユリウス日を表す Date.mjd、国ごとの改暦日の違いを反映する Date.england / Date.italy を紹介し、Date クラスに複雑なメソッドがある理由として「暦そのものが複雑」と述べました。 「暦は最悪のシステム」とあえて強い言葉で表現し、「仕様は宇宙、稼働数百年、ユーザー数億人、バグれば死人が出て、分割も不可能」とその絶望的な仕様を列挙していました。 馴染み深い Date クラスの深淵を覗き見れてとても興味深かったです!

5hun さんからは、ぼっちの交流会参加時の心得についての発表でした。
冒頭で提示した「解決策:何もしない」という正攻法から一転、「酒を飲んで色々な不安を無理やり吹き飛ばす!」という結論に、どっと笑いが起きていました。 食べて飲んで自分を満たしシンプルに考えるというぼっち交流の心得を、システム開発のシンプルさの重要性に結びつけ、make_ruby_friend メソッドのコード例を用いて解説しました。 make_ruby_friend メソッドの最終的な実装「drink して talk する」は、飲食を楽しみながら交流する TokyuRuby 会議のコンセプトと見事に合致していて、説得力抜群でした!

るびまの筆頭メンバーである neko314 さんは「るびま王チャレンジ」と題して全 15 問のるびまクイズを出題しました。
「るびまは何の略? (答え:Rubyist Magazine )」の誰でもわかる問題から、「るびまのリポジトリ名は何? (答え:magazine.rubyist.net )」と意外と知られていない問題、「2025 年に初めてるびまにコントリビュートした人数は何人? (答え:neko314 さん調べで 16 人)」といったコアな問題まで多岐にわたっていて、全員参加してとても盛り上がりました! 最後に、みなさんもコントリビュートして一緒にるびまにコミュニティの歴史を残していきましょうと呼びかけました。
るびまのメンバーになりたい方はこちら。

今回の抽選 LT は 2 人選ばれました。
1 人目の登壇者である T-takemi さんからは、業務での失敗談の発表でした。 「次の仕事どうしよう」と覚悟を決めたというエピソードでは、会場から思わず笑いが漏れる一幕もありました。 エンジニアなら誰もがヒヤリとする実体験をありのままに共有してくれたのが印象的でした。
2 人目の登壇者は、FjordBootCamp 受講生の samovar さん! 「私の好きなもの」というタイトルで大好きなブルパップ銃について発表しました。 「銃!?」と驚きと笑いが巻き起こり、まさに文字通りの「飛び道具」的な発表となりました。 今後は技術的な発表ができるように引き続き学習を頑張りたいと最後に述べると、会場全体から温かな応援の拍手が送られました。
当日の飛び入り参加枠である accept LT では 8 名の発表が行われ、個人開発や技術、キャリアに至るまで幅広いテーマで発表が繰り広げられました。 参加者それぞれのこだわりと熱量が伝わってくる、非常に活気ある時間となりました。
今回もみなさんの手によって美味しい料理とお酒がたくさん集まりました。 いつも温かな持ち寄りを本当にありがとうございます!
大人気ですぐに売り切れてしまった arimo さんのチキンはるまき、味がしみしみの kaiba さんの駆け出し静岡おでん、辛そうで辛くなかった tagomoris さんの辛くないチキンとエビ麻辣炒め、八角がスパイシーな sinsoku さん・ Judeee さんの魯肉飯風豚の角煮など、どれもこだわりの詰まった一品ばかりでした。さらに、rira100000000 さんの牛すじ煮や kwappa さんのあつあつおでんなど温かい美味しい料理も並びました。 飲み物も、安定した銘柄のビールや日本酒から、様々な果実酒、おしゃれなワインやジン、見たことのない珍しいお酒まで幅広く揃いました。 お酒が進むおつまみだけでなく、チーズケーキや生どら焼き、シュトーレン、ドーナツ、お団子といったデザート類も充実しており、飽きずにずっと楽しめるラインナップでした。


今回も飯王・酒王・ LT 王が参加者の投票によって決定しました。 王に選ばれたみなさんには記念アクリルブロックが贈呈されました。

昨年実行委員長を務めた kishima さんが単品・合算ともに飯王に選ばれました。 おめでとうございます!
これまでスタッフとして培ってきた飯王メソッドを活かして今回満を持して飯王へエントリーされたとのことでした。 ほろほろと柔らかいチキントマト煮、クセがなくお酒がすすむ鳥レバーペーストとクラッカー、美味しかったです!

酒王は単品・合算ともに kwappa さんが選ばれました!
なまちゃんのラオホ (燻製ビール) は印象に残る味わいで話題になっていました。 おでんの出汁割りも好評でした。 おめでとうございます!

「 LT の様子」でも紹介した新卒えんじにゃさんが選ばれました!
過去のコミケでの挫折と努力の経験から「正しい方向性で努力すれば必ず人は成長できる」と熱く語ってくれました。 最後に「私はつよつよ Rubyist になります!」と力強い宣言もあり、その決意に会場全体から大きな拍手が送られていました。 おめでとうございます!

今回は奥谷さんが初めて実行委員長を務めました。
実行委員長・投票アプリ開発:奥谷梨沙
司会: 小川伸一郎
会計: u1tnk
アナウンス: 関学
LT 抽選: maimu
広報: 濵口昌武
クリエイティブ: garammasala29
グッズ制作: shokola
るびま担当: もとひろ
美味しいものを食べて飲んで最初から最後までわいわい盛り上がった今回の TokyuRuby 会議 16 も、 Ruby コミュニティの熱量と絆を再確認させてくれる最高の時間となりました。
また、今回も GMOインターネットグループ株式会社 様に会場をお借りしました。会場係として終日奔走してくれた yancya さん、ikaruga さん、ikechi さん、kenchan さんに、心から感謝いたします。ありがとうございました!
最後になりますが、素晴らしい発表をしてくれた登壇者のみなさん、盛り上げて支援してくれたスポンサーのみなさん、そして自慢の料理とお酒を持ち寄ってくださった参加者のみなさん、本当にありがとうございました! また次回お会いしましょう!
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もとひろ みきこ (@motohiromm) TokyuRuby 会議 16 るびま担当。Rails エンジニア。FjordBootCamp 卒業生。